対称性緊張性頸反射(Symmetrical Tonic Neck Refle;STNR)
称性緊張性頸反射(Symmetrical Tonic Neck Refle;STNR)
国家試験で出題頻度の高い原始反射です。
脊髄と脳幹に中枢のある反射を原始反射とよびます。
STNRは、脳幹に中枢がある、原始反射です。
脊髄に中枢がある反射
交叉(交互性)伸展反射
屈筋逃避反射
手掌把握反射
足底把握反射
ガラント反射
陽性支持反射
自動歩行
台のせ反射
脳幹に中枢がある反射
探索反射、ルーティング反射
吸啜反射または吸啜・嚥下反射
モロー反射
引き起こし反応
緊張性迷路反射
非対称性緊張性頸反射
対称性緊張性頸反射
頸反射は、くび(頸)の動きが刺激になる反射、と覚えましょう。STNRは、対称的な動きが特徴です。対称的な動きとは、首の屈曲と伸展、左右対称な上下肢のうごきをさします。STNRは、四つ這い位で、くびの屈曲、伸展が刺激となり、上下肢の筋緊張が対称的に変動します。

四つ這い位でくびを屈曲した場合。上肢は屈曲し、下肢は伸展します。その結果、臀部が上がります。四つ這い位でくびを伸展した場合。上肢は伸展、下肢は屈曲します。その結果、臀部が下がります。いずれにしても頭部、上下肢は常に対称になっています。

出現時期と消失時期
脳幹に中枢のある、探索反射、吸啜・嚥下反射、モロー反射、引き起こし反応、緊張性迷路反射非対称性緊張性頸反射は、6カ月ころまでに消失します。しかし、STNRは出現時期と消失時期が他の原始反射と異なります。

STNRは、やく6カ月ころに出現し、12かげつころに消失します。この期間に、四つ這い移動が上達します。しかし、脳に障害がある場合は、原始反射が12カ月以降も残存する場合があります。残存するということは、12カ月以降もSTNRが各姿勢で見られるということです。国家試験では、STNRが残存した症例が出題される可能性があります。

このような症例の場合、腹臥位でSTNRが残存していることが考えられます。頸部屈曲にともない、上肢が屈曲しています。

スタディノート
覚えるのが苦手な人には、手描きのイラストで学習する方法をおすすめします。テキストをしっかり確認しながら、AI やコピペに頼らず、実際に自分の手で描いてみてください。
このサイトの内容はオリジナルですので、参考にしつつ、授業で配布されたテキストや資料を必ず確認しながら学習を進めてください。


